
獣医の巻き
〈主旨〉
これからその道のプロと呼べる人達と色々対談させてもらい、さらに商人としてのスキルを磨き上げようと思う。
ご存知の通り私は法学が得意なので、その観点からもいろいろと直球をぶつけていきたい。
文中に出て来る表現や内容についてのクレームは一切受け付けないので、あしからず。
これも居酒屋大将としての見識を磨く課外修業だと思い寛大に見守っていただきたい。
4/1(水)
某動物病院副院長との対談
山岸=山
副院長=院
山:先生、ハウンド・ドッグって完全なコンパニオン犬ですよね?足をくじいてちゃ魅力半減ですよね?
院:近年では見世物という観点から家族の一員として定着している傾向がありますね。
山:家族?不謹慎ですが家畜の間違いではないですか?
院:その表現は間違っていますね。(怒)家畜はただ生産され消費されていくものであり、昨今のペットへの概念は人間と平等の地位に上がってきていると思いますよ!(強調)
山:あれ、矛盾してませんか?大切な家族の一員をなぜペットと呼ぶんですか?それ自体が差別的な発言ですよね。先生ペットってどういう意味が知ってます?
院:詳しくは存じ上げていないですが、特に差別的な意味合いではないと思いますけど。
山:そうですかね…。確かペットとは畜の語源だった気がしますけど…。先生誤解しないで下さいね。愛犬の参ちゃんが可愛いがために色々お聞きしているんで決して自分のエゴを述べているのではないです。
院:大丈夫です。それより山岸さん、見たところ参ちゃんがあまり心を開いていないような感じがします。しっかり愛情は注げてますか?
山:もちろんです!(怒)どこの家庭よりも愛情を注いでいるつもりです。だからもっと理解してあげたいからこそプロの先生にこうして対談を要求してるんです!(胸倉)
院:そういっていただけるとありがたいです。(怯)
山:ところで先生お酒は飲まれます?
院:たしなむ程度です。
山:12000円の麻酔を簡単に2本も打つんですから、やはり酒も高額なものがお好きなんじゃないんですか(皮肉)
院:いやいや普通の発泡酒ですよ(動揺)しかしワンちゃんには保険がないからどうしても治療費がかかってしまいますよね(動揺)
山:しょうがないですね。私も居酒屋やりながら獣医の免許取りましょうかね。そうすれば12000円の注射を2回も打たなくて済みますからねっ!(声高)
院:私、月一で犬の生活指導の会というのを開いておりまして、浅川の河川敷をよく利用させてもらっていますから、一度山岸さんのお店にお邪魔させていただきますよ(必死)
山:はい私も月一で山会というのを開いてまして、そこに来るホモサピエンス達は1本12000円のボトルを2本飲んだりはしませんけどいいですか?
院:山岸さんお金じゃないですよワンちゃんは。愛情の問題ですよ。(切換)
山:愛だけでは生命を維持できないと思います。確かに根底に愛は必要ですが命を扱う者にとって愛を語るのはナンセンスな気がしますけどね。
院:では要点は?
山:それがわかるなら犬としゃべってますよ!!
院:山岸さん少し興奮なされてますね。鎮静剤でも打ちますか?(苦笑)
山:それも12000円するんでしょ!!(握拳)
院:今日はとてもいい対談になりました。次のオペがあるのでこれで失礼させていただきます。
山:先生の前世はきっと犬ですね。
今回無理を言って対談していただけたのは、無知でずさんな飼い主が多いため、昨年から改正された獣医師法を引き合いにしたためである。
※獣医師法第19条4項
診療を業務とする獣医師はいかなる理由があろうと、治療者の問いには誠意を持って的確に答え指導しなければならない
逆もしかり
動物愛護法により飼育者はアニマルライツ
(動物の権利)を尊重し、衛生管理、生命維持を行わなければらならい
金払ってハイハイ言うだけでなく真理を追求するのが飼い主の努めでもあると思う。
犬より自分のほうが可愛いに決まってる。
でもやっぱり犬も可愛い。
さっ、参、ウチ帰ろ。
とりあえずの大将